期待値と確率

こんにちは!
ライターのキロリッチです。
皆さん今日もBETしてますか?
今日は「期待値」についてお話したいと思います。
「期待値」という言葉、聞いたことありますか?
「確率」なら聞いたことがある人も多いでしょう。
「期待値」「確率」これらの言葉はもともとサイコロ賭博から生まれた言葉だとか。
さて、バカラの場合だと勝てば2倍(もしくは1.95倍)、負けたらBET分を失います。
LUC888™はアミューズメントゲームだとはいえ、プレイするからには極力チップが減るリスクは抑えてチップを増やしたいですよね。
そこで考えるべきは「期待値」です。
突然ですが質問です。
「100%の確率で9千円もらえる」のと、
「90%の確率で1万円もらえるけど10%の確率で何も貰えない」ゲームがある場合、
あなたはどちらを選びますか?
恐らく多くの人が前者を選ぶのではないでしょうか。
でも実はこれら二つの期待値は同じなんです。
それぞれ10回プレイしたとします。
前者は10回×9,000円×100%なので、90,000円もらえる計算です。
後者は10回×10,000円×90%なので、やはり90,000円もらえる計算です。
計算上期待値は同じなのに、前者を選ぶ人が多いのはリスク回避の本能が働くから。
ではもし、1回しかプレイできないとしたら?
「絶対もらえる9,000円」
「90%の確率で貰える10,000円」
どちらがいいですか?
では桁を変えてみましょう。
先ほど前者を選んだ人は桁を一つ、下げてみてください。
「絶対もらえる900円」
「90%の確率でもらえる1,000円」
先ほど後者を選んだ人は、桁を一つ、上げてみましょう。
「絶対もらえる90,000円」
「90%の確率で貰える100,000円」
あなたの考えはまだ変わりませんか?
少し視点を変えてみましょう。
90%で当たるパチンコ台に座りますか?
生死をかけた成功率90%の手術を受けますか?
降水確率90%なら傘を持ち歩きますか?
90%というのは確率として低い数字でしょうか?
それぞれの価値観があるので、桁を変えてみたり、視点を変えたりすると同じ90%でも違うものに見えると思います。
でも「期待値」は統計学上導き出された数字なのでそこには人間の感情はありません。
勝率1%の勝負に1,000,000円賭けるのはギャンブル以外のなにものでもありません。
そしてそういう人は最後は必ず負けます。
もしかしたらビギナーズラックで1回はおいしい思いをするかもしれませんが、起死回生の大逆転なんてなかなかあるものではありません。
プロは常にこの「期待値」を念頭に置いて勝負をします。
例えばブラックジャックというカジノゲームがあります。こちらもバカラに続いて人気のゲームですが、「カウンティング」という手法があります。カウンティングとは「期待値」が高いタイミングにのみ多く賭ける手法のことで、ほとんどのカジノで禁止されています。期待値が高い時にだけ掛け金を倍で賭け続けたら理論上、負けることはありません。つまりカジノからすると、それはとっても困ることになりますよね。なので、カウンティングをしていると判断された人は出禁になることもしばしば。
それほど「期待値」というのは勝率を追いかける勝負事において大切なものということです。
とは言え書いて字のごとく、あくまで「期待できる値」ですから絶対ではありません。